SHOCK初日!

本日より新生SHOCKが始まりましたね!今回ストーリーも全く新しくなるということで、それはそれは楽しみです☆それにしても初日はなんだか緊張しますね。別に私が演じるわけでも今日観にいくわけでもないのに。なんか緊張します。そういえば私2002年の6月のSHOCKは初日に行ったんですよ。あの頃は全然緊張しなかったな。むしろ観にいく実感も観終わった実感もなく、ただただ光一さんの涙だけが強烈に印象に残ってます。光一さんには申し訳ないですが。。。でもあのとき光一くんの口から聞かされるまで怪我なんて全然気付きませんでした。2幕で「なんか足引きずってるな〜」って思ったのですが、そういう演出かなと思ってあまり気に止めなかったんです。でも今思い返してみると、あの表情は普通じゃなかった。相当辛そうだった。ストーリーの中で足を痛めたのはむしろツバサの方だったし。思い返すとそういえばリボンフラングやってなくて「アレ?」って思ったなぁ、とか、台宙してなかったなぁとか、記憶が蘇ってきます。あのときの光一さんは相当限界の中でやってたんですよね。それなのに最後の挨拶まで気付かなかった私って・・・でも気付かせなかった光一さんは凄いとしか言いようがない。最後の挨拶で「今日の拍手が一番温かく感じました」なんて仰っていてもその時の私は気付かなかった。ちょっと「?」って思ったくらい。そのあとも靭帯損傷の事は一切言わず、「今日の通し稽古でちょっと足首を捻っちゃいまして・・・」なんて仰るんですから。でもちょっと言葉を詰まらせて暫し後ろを向いて、おそらく涙が溢れてきてたんでしょうね。私の席からは涙を確認することはできませんでしたが・・・そこでやっと非常事態が起きていたことに気付いたのです。その後振り返って「すげーな、俺、舞台の上で泣けるなんて」と冗談ぽく言っていたのが目と耳に焼き付いてます。そして「今日は100%のものをお見せできなくて本当に悔しい。次にお会いできる時には100%のものが出来るよう、頑張りますので、そのときはまたよろしくお願いいたします」というようなお言葉も忘れません。あの時はほんとにどこからともなくスタオベが起こり、鉄の涙腺である私でもほろっと涙が出ました。なんてプロなんだこの人は、と。
あ、なんか熱く語ってしまいました。このことは光一くんにとってあんまり触れられたくない事だったかな。でもSHOCK時期になるといつも思い出します。でもこういう時に観劇することが出来てちょっと嬉しかったかな。嬉しいって言っちゃうと不謹慎な感じもしますが・・・。何はともあれ大変貴重な体験だった事は事実です。
今回の「-Endless-SHOCK」も、本当に、心から、座長をはじめカンパニー、スタッフ全員が怪我なく無事に千秋楽を迎えられる事を心より祈っております。